皆さんは、筋肉を【つける・大きく】するために、必要な要素を把握しているでしょうか。筋トレが重要なのは言うまでもありませんが、しかし筋トレだけを意識すれば筋肉がつくわけではありません。
今回は、筋肉をつけるために重要な3つの要素「トレーニング」「休息」「栄養」について、ご紹介していきます。
1.筋肉を肥大させる「トレーニング」
筋肉をつけるために必要な要素の一つ目は、言うまでもなく筋トレ。筋肉をつける・肥大させるトレーニングとは、筋肉を構成する筋繊維を意図的に傷つけることで、修復されながらより太い筋繊維へと変化させることを指します。
筋トレの本質は筋繊維を意図的に破壊する所にあるため、十分に修復する時間がなかったり、トレーニングのしすぎで傷つけすぎると、体を壊すだけでなく免疫力が落ちる事にも。なので、自分の体の状況を考えて、負荷をかけすぎないトレーニングが重要になります。
2.傷ついた筋肉を修復する「休息」
筋トレによって傷つけた筋繊維は、修復する工程を挟んで初めて筋肉の肥大につながります。そして、筋繊維の修復という工程に必要なのが、休息・睡眠と言う要素。
子供の頃は、背を伸ばすために成長ホルモンと言う単語を耳にするものですが、筋肉の修復にとっても成長ホルモンが重要で、他にも日中の心身の疲れ・ストレスの軽減・組織の修復・老化の進行を抑制するなど、さまざまな恩恵があります。そして、成長ホルモンは眠りについてから30分後に分泌量が最大になり、22時から2時までが最も分泌される時間と言われています。
トレーニング後に必要な休息は人それぞれで、トレーニングにかける負荷だけでなく、普段の仕事による疲労によっても変化します。一般的には48時間〜72時間の休息が必要とされています。
3.修復に必要な「栄養」
最後は、筋肉の修復や疲労回復に必要な栄養素。傷ついた筋繊維を修復するのにタンパク質が必要なのはもちろんですが、それ以外にも筋肉痛(筋肉の炎症)を緩和するビタミンE、疲労回復につながるビタミンBなど、筋トレには必要な栄養素がたくさんあります。
なので、筋トレといえばプロテインというイメージがありますが、基本的にはタンパク質だけでなく、バランスよく栄養素を摂取できることが好ましいです。
まとめ
今回は、筋肉の肥大に必要な3つの要素「トレーニング」「休息」「栄養」についてご紹介していきました。いかに筋トレといっても、トレーニングだけを行えば筋肉がつくわけではなく、結局は健康的な生活が好ましいといえます。
なので、これから筋トレを始めようとしている方は、ぜひ3つの要素を意識してみてください。
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